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第5.53図 自由端の波打ち

 

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第5.54図 シームの折れ

 

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第5.55図 ボルトによる歪取り

 

○縦通材の曲り直し

ヒーム、ロンジ、ガーター等の上下方向の曲りは、次のようにして直す。

加熱しながら、下っている場合は、ジャッキで押上げ、上っている場合は、ターンバックルで引き下げる。深さの2/3を両端から対称に焼いていく。(第5.56図)

○コグチの折れ

隅肉溶接によるコグチの折れは、背焼きにより直す。一般に背焼きの場合は水冷はしない。(第5.57図)

○骨の継手の折れ

骨の取付け不良による継手での折れは、継手を切断して、引張りながら、骨を焼いて収縮させて、骨の通りを直す。(第5.58図)

 

5.8.5 歪取りにあたって

一口に歪といわれるものの中には、曲りや折れ等に属するものもある。従って、歪取りを行う前に、いろいろ観察する必要がある。

 

 

 

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