ガイワイヤー等のためのアンカーリングも船台に埋め込んでおく必要もある。盤木及び支柱位置は事前に検討して、盤木配置図を作成しておく。
5.3 船型保持
船体全体を正しい決められた形に収めることを総称して船型保持または、シップライトと呼び、ブロックを搭載して、正しい位置に収めることをブロック決め方、又は建付け(たてつけ)という。
5.3.1 船型保持の基本
ブロックを継ぎ合わせて、船型を決めるに当って、基本となるものは何であろうか、現図から船台にいたる工程を通じて、一貫した基準を設けて置く必要がある。いかなる犠性を払っても基準線を守ることが、船型保持の基本である。