オ) 電力、工業用水の供給の便。
力) 主要主材の搬入と、関連工業との関係。
キ) 公害問題と周辺の状況。
上記のうち、ア)については、地域的に大幅に異なる。例えば北海道と九州地区で温度差が甚だしく異り、表日本と裏日本側とでは季節風、積雪量などが異なる。これらの地域差はやむを得ないが、それなりに設備で考慮する以外にない。
1.2.4 生産規模と敷地
立地条件は前項にも述べたものを検討して選定を行うが敷地の面積はどの程度を確保すればよいのか。
ア) 生産規模
年間売上高と利益計画
月間・年間鋼材処理数
船種および年間建造隻数
船種および年間修理隻数
イ) 基本的な工場配置(作業場のレイアウト)をきめる。