日本財団 図書館


願い

健やかな心身を護り、見守る。

 

四天王寺悲田院診療所

 

悲田院の老人ホーム、通園施設、保育園、デイセンター、研徳田、埴生苑等の利用者の診療と検診を行い、健やかな生活を送っていただけるよう、心を配っています。その内容は、悲田院内での24時間体制での看護、医務室での内科的診療、通園施設での療育医療、作業療法士・理学療法士・言語聴覚士によるリハビリテーション、在宅での訪問リハビリテーションなど。目指すべきは全人医療であり、この姿勢は理解されお年寄りや子供たちから頼りにされる医療施設となっています。今後も医療と福祉の確かな連携を図り、気軽にいつでも誰もがアクセスできる診療所を目標にしていきます。

(内科、整形外科、皮フ科、眼科、レントゲン検診)

 

四天王寺悲田院福祉施設療法士業務研究所

 

療法士室では、悲田院の高齢者と障害者を対象に、自立支援を目的としたリハビリサービスを提供しています。理学療法士や作業療法士・言語聴覚士が、専門的な訓練療法を実施しています。リハビリは大きく二つに分けられ、1]入所者を対象とした施設リハビリ2]地域住民を対象とした通所リハビリを行っています。内容としては、理学療法(低周波や温熱パックを使う)、作業療法(手芸やレクリエーション)、言語療法(日常生活でなじみ深いものや、新聞・雑誌などを介してコミュニケーションを図る)、小児の療育訓練を行っています。それぞれに方法は異なりますが、目的は自立援助です。互いの人格を尊重し、自分でできることをやるというのが基本。集団レクを通じて、一体感、共有感を認めあい、話し合える世界を作ります。また、体と頭を動かすことだけが目的ではなく、本当に動かしてほしいのは心です。療法士、医療スタッフ、介護スタッフが一体となり、活動しています。

 

003-1.jpg

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION