添付資料8]
平成12年度斡旋状況
はじめに
財団法人国際観光サービスセンターは、日本国内を経済的に旅行したいと希望する外国人旅行者の求めに応じる為、平成3年4月1日にウェルカム・イン予約センターを開設し、手頃な料金で宿泊出来る施設の無料予約サービスを開始しました。
このサービスは、外国人旅行者と受け入れ宿泊施設の両者のニーズに極めて合致したものであり、国土交通省のウェルカム・プラン21の中でもその積極的な活用が謳われています。
本報告書は、ウェルカム・イン予約センターの平成12年度(平成12年4月1日平成13年3月31日)の予約斡旋状況を取りまとめたものです。
なお、平成12年4月1日から国際観光振興会のウェッブサイトJapan Travel Updates上で、宿泊施設の海外からの予約サービスが試験的に開始され、当ウェルカムイン予約センター加盟施設の約1/4が利用を始めました。同サイト上での予約機能による処理分については、詳細なデータが入手出来ず、そのため、本報告書の一部データには従来型の予約方法による数字のみが計上されており、それには*を付けてあります。また、本報告書は基本的に実際に宿泊された予約情報を基にまとめられていますが、予約成立率、宿泊需要の年間傾向に関してはキャンセル及びノーショーが含まれた情報となっています。
概要
1.【加盟宿泊施設数】
平成13年3月31日時点での加盟宿泊施設数は757軒で昨年度末の759軒に比べて2軒、0.2%の減少となった。
2.【予約斡旋状況】
キャンセル、ノーショーを除いた予約成立件数が10,555件(対前年度11.5%減)、取扱人数14,727人、延宿泊者数は41,223人泊(同18.7%減)と何れもかなりの減少を記録した。
また、予約成立率は92.2%と、前年度の85.7%を6.5%上回った。
3.【宿泊地】*
例年通り東京及び京都の人気が突出しており、次いで成田、広島、大阪、奈良、高山、日光、箱根とこれもほぼ例年通りである。宿泊地の合計は143ヶ所と昨年度の163ヶ所と比べ20ヶ所の減少となった。
4.【宿泊日数】*
一施設当たりの平均宿泊日数は1.90日と前年度と比べ0.12日の減少となった。