文部大臣
大島理森
第2回全国社会人ゲートボール大会が、ここ新潟県新井市において盛大に開催されますことを、心からお祝い申し上げます。
スポーツは、健康の保持増進や体力の向上に資するぱかりでなく、相手との競い合い、仲間との連携・協力の中で、新たな人間関係を創り出したり、一つの目標に向かって仲間とともに努力して達成感を味わうことができるなど、多様な意義を有しております。
昨今、人間関係の希薄化や地域コミュニティーの喪失などが言われる中、ゲートボールを通じて、職場内の親睦(ぼく)や職場間の交流、勤労意欲の向上などを図ることを目的として、本大会が開催されますことは、誠に時宜を得たものであります。
全国から都道府県を代表して参加された皆さん、普段から培っておられるチームワークで、日頃の練習の成果を大いに発揮してください。そして今後とも、明るく活力のある職場づくりはもちろんのこと、人と人とのつながりの強い豊かな社会づくりに貢献されますよう期待しております。
終わりに、財団法人日本ゲートボール連合をはじめ、関係者の皆様のますますの御発展と、本大会の御成功を祈念して、私の祝辞といたします。