4. 委員会等の審議概要
4.1 平成11年度委員会
1] 第1回委員会
a. 平成11年度の事業計画が事務局から示され、事業の進め方について審議した。
b. 事務局から、レーダー・トランスポンダー(以下「SART」という。)に121.5MHzの誘導信号を付加する案が示されたが、各委員から疑問とする意見があり、事務局で関係先に再調整することとなった。
2] 第2回委員会
a. 121.5MHzについて、事務局から示された資料に基づき審議の結果、121.5MHz誘導信号をSARTに付加することは、IMOの審議結果からも必要のないことであり、本調査研究では121.5MHz誘導信号をSARTに付加する件については、取り上げないこととした。
b. SARTは、投下式浮揚型及び小型軽量のものを取り上げることが決定され、「待機時間48時問後8時間以上応答可能なもの」について調査研究を実施することとした。
3] 第3回委員会
a. 浮体の試作品について、現物及びビデオにより評価を行い、支柱の折れ曲がり、ガス圧力、浮体の材質及び形状、総重量の軽減等について改善意見が出され、次年度の試作品に反映させることとした。
b. 次年度の水上試験について、モジュール、電池容量及び筐体の見直しにより、更に小型軽量化が可能との提案があり、次年度試作品に反映させることとした。
c. 中間報告書について、検討した。