C. スピードコントローラ
誤作動状況:500kHzと160MHzで基準外。
原因:入出力線をはずすことにより改善されたことから入出力線から放射。
筐体をアルミ箔で囲うと改善されることから、筐体からも放射。
伝導経路:空間伝導
対策内容:その1. 電源線にラインフィルタ、入出力線にEMIフィルタを挿入。(平成10年度実施)
結果:500kHzは基準内、160MHzは改善されたが基準外。
その2. 筐体をアルミ箔で囲う。(平成10年度実施)
結果:基準内
その3. ラインフィルタ、EMIフィルタを挿入した状態で鉄製の箱にいれる。(平成11年度実施)
結果:基準内
D. 油分濃度計
誤作動状況:50MHz〜200MHzで基準外。
原因:警報線をはずすと基準内となった。従って警報線から放射。
伝導経路:空間伝導
対策内容:その1. 警報線にEMIフィルタを挿入。
電源回路にフィルタ挿入。(平成10年度実施)
結果:50MHz〜165MHzと165MHz〜200MHzは基準内、156〜165MHzは改善されたが基準外。
その2. 電源線にフェライトコアを挿入。(平成11年度実施)
結果:基準内
その3. 電源線にラインフィルタを挿入。(平成11年度実施)
結果:基準内
3ヵ年で実施した試験項目と誤作動対策内容を表9-4に示す。