(3) 対策例3 コモンモードチョークコイルとコンデンサの組み合わせによる対策
コモンモードチョークコイルの入力側にコンデンサを図7-18のように挿入して測定を行なった。結果を図7-19に示す。
前にも述べたように測定器の掃引周波数と超音波回路が同期した場合に大きな値を示すため、測定器の測定周波数を超音波回路の原発振周波数の整数倍(約41kHz、82KHz及び123kHz)に固定し、常に同期させて測定を行なったが、IEC60945限度値を超えることはなかった。
この対策でIEC60945の限度値内となり、基準を満足した。
ここで使用したコモンモードチョークコイルの詳細を資料1に示す。