b 舶用機器修繕関係品質管理研修
関係委員の協力を得て再三に亘り参加勧誘したが、参加者は当初目標とした50名に対し30名であった。その原因は、対象者の老齢化や市場低迷による離退職によるものと考えられるが、かかる状況下での研修会ながら参加者全員が研修会試験に合格し技量の維持・向上を図ることが出来た。
c 整備関係
当初目標とした受講者数は以下の通りであった。
(a) GMDSS基礎講習会
GMDSS事業場72SSの約2/3から参加あるものとして50名を計画したが、参加者は39名であった。このうち、30名が受講後の試験に合格し、GMDSS救命設備技術講習会への参加資格を取得した。なお、今回はじめて参加者に在外(ラスパルマス)事業場から1名(女)があり、適正に対応できたことは大きな成果であった。
(b) GMDSS救命設備整備技術講習会
基礎講習会参加者50名が全員参加できるものとして計画したが、前回の不合格者等を含め33名が参加した。全員合格(在外(ラスパルマス)事業場から1名(女)を含む。)の成果を得た。今後、合格者は、当該事業場の整備技術者として就業することとなる。
(c) GMDSS救命設備整備技術研修会
平成8年までに整備技術者の資格を取得した者約80名を対象に計画したが、途中退職者、事業場の都合により今回参加できないものを除き、60名が参加し、整備技術者の整備技術の維持、向上に成果があった。
事業成果物
講習会等の実施手段として次の図書を作成した。
品質管理指導書
第一分冊 品質管理編(A4版 127ページ) 70部
第二分冊 法令編(A4版 189ページ) 70部
研修会テキスト
舶用機器修繕工事管理者 指導書
第1章 修繕事業場における品質管理(A4版 71ページ) 100部
第2章 修繕事業場における環境管理(A4版 73ページ) 100部
第3章 修繕に関する安全法規(A4版90ページ) 100部
テキスト収録用ファイル(A4版)100部