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はじめに

 

メガフロート技術研究組合が、超大型浮体式海洋構造物(メガフロート)の研究開発を開始して6年が経過し、平成10年度から3ヶ年計画で「メガフロートの空港利用に関する実証的研究」を実施しております。ここに平成12年度の研究成果を取りまとめご報告申し上げます。

当組合の研究は、フェーズIの研究開発において基礎的な技術を確立し、フェーズIIでは、さらに空港利用に焦点を当てて、メガフロートの建設技術の確立のための研究開発を進めております。平成12年度はメガフロートの空港機能関連の研究開発を進めるとともに、ギネスに登録された世界最大の浮体構造物である浮体空港モデル(長さ1000m、幅60m〜121m)を用いて、平成11年度に引き続き、メガフロート計器着陸装置の検証のための飛行調査を行うとともに、空港モデルに離着陸可能な中小型機により離着陸総合試験を実施致しました。2回の離着陸公開試験、大型台風時の浮体挙動計測、フライトシミュレーターによる大型空港、大型機による安全性の検証など将来のメガフロート空港の実現に必要な実証実験を完了致しました。

11月にはビックサイトの国際会議場においてメガフロートフォーラムを開催致しました。多くの聴衆を集め、ボーイング社からも講師を招くなど空港に関する興味深い講演会となり、メガフロート空港の社会的認識が大いに高められたと考えています。

最後に、本プロジェクトに対し、日頃格別のご指導ご支援をいただいている運輸省、日本財団、船舶技術研究所、港湾技術研究所、電子航法技術研究所、航空宇宙技術研究所、その他関係各位にたいし、この機会を借りて心より御礼を申し上げます。

 

平成13年3月

メガフロート技術研究組合

理事長 相川賢太郎

 

 

 

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