警報は、重大な災害の起こるおそれのある旨を警告して行う予報です。
(4) 注意報・警報の発表基準
気象庁は・防災機関などの防災活動や、社会及び一般住民の防災対策が効果的に行えるように注意報・警報を発表する責務があります。このためには、過去の災害とそのときの気象状況との関連を調査して「基準案」を作成し、防災機関からは防災行政の立場からの意見・要望などを十分聴いて必要な調整を行い、その合意のもとに注意報・警報を発表する「基準」を作成しています。
気象現象の発現は地形などの影響を受けて複雑となります。このため、府県ごとに基準値を作成しています。
表4は東京都東京地方の注意報・警報の発表基準です。