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表2 注意報の種類(気象庁が発表する注意報の種類)

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気象注意報、地面現象注意報、波浪注意報、浸水注意報及び洪水注意報は、それぞれの現象により、災害が起こるおそれがある場合に、その旨を注意して行う予報です。

津波注意報及び高潮注意報は、それぞれの現象の有無及び程度について一般の注意を喚起するために行う予報です。

 

表3 警報の種類(気象庁が発表する警報の種類)

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警報は、重大な災害の起こるおそれのある旨を警告して行う予報です。

 

(4) 注意報・警報の発表基準

気象庁は・防災機関などの防災活動や、社会及び一般住民の防災対策が効果的に行えるように注意報・警報を発表する責務があります。このためには、過去の災害とそのときの気象状況との関連を調査して「基準案」を作成し、防災機関からは防災行政の立場からの意見・要望などを十分聴いて必要な調整を行い、その合意のもとに注意報・警報を発表する「基準」を作成しています。

気象現象の発現は地形などの影響を受けて複雑となります。このため、府県ごとに基準値を作成しています。

表4は東京都東京地方の注意報・警報の発表基準です。

 

 

 

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