もっと海に、川に、森に、近づこう
環境保全活動を実践している人たちの根っこには、海・川・森で遊んで得た原体験がある。現代の子どもは、海・川・森やそこに生きる生きものたちについて、テレビや印刷物など二次的な情報を大量に得ているが、直接体験は乏しい。自然と付き合うマナーは、体験を通して自分で直接確かめ、海・川・森のつながりを実感することで培われる。また、自然との付き合いが乏しいと、環境保全活動の目標設定(どういう環境が理想か)ができない。
しかし、特に都市部生活者はその機会が少ない。小学生の時から計画的に海・川・森と体験する機会を作るべきだ。そして体験学習として自然とつきあうマナーを身につけよう。
海・川・森でのレジャーもマナーよく
海・川・森だけでなく、最近では近くの公園に遊びに行ってごみを放棄して帰る親子が多数いる。連休明けの公園は、ごみの花満開の感さえする程だ。自然と親しみ遊んだ後は、火の後始末、釣り具の回収、ごみの回収など忘れないよう努めよう。