観光都市 宮崎の空の玄関口 宮崎空港
宮崎空港は、日向灘に面した宮崎市の南端に位置し、観光宮崎の空の玄関口として重要な役割を担った空港です。
昭和18年、旧日本海軍によって建設された宮崎空港は、昭和29年に全国唯一の国立航空大学校の訓練飛行場としてスタートし、昭和31年に公共用の飛行場となり、昭和36年には第2種空港の指定を受けました。昭和41年には、当時の地方空港としては初めてジェット機が就航し、以来、乗降客数も漸次増加の一途をたどっています。
供用開始当初は1300mであった滑走路も昭和54年3月に1900m、平成2年3月には2500mに延長され、この拡張によりジャンボジェット機などの大型機の就航が可能となり、新ターミナルビルとともに供用開始となりました。
平成6年には空港へのアクセス改善を目的とした鉄道の乗り入れ計画による基盤整備を行い、平成8年7月にJR宮崎空港連絡鉄道が開通し、地方空港として初めて鉄道が直接空港へ乗り入れることで交通アクセスが一段と良くなり、平成11年6月にはCIQ施設など国際化に対応した空港ターミナルビルの拡張工事が完了しました。
九州・沖縄サミット 宮崎外相会合 成功
我が国で初めての地方開催となった九州・沖縄サミットの外相会合が7月12・13日の2日間、宮崎のシーガイアワールドコンベンションセンターサミットにて開催されました。
サミットに参加した各国の外相らは特別専用機で宮崎空港に次々に降り立ち、この空港からサミットヘの新たな第一歩が踏み出されました。
今回のサミット外相会合の成功は、今後、宮崎県が「国際会議都市」として飛躍する上で、大きな自信と誇りを持つ機会になりました。