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2] 近畿以東から南九州への直送化の際の海上輸送の利用可能性

1) 海上輸送の利用可能性(問16)

近畿以東からの南九州への直送化の可能性があるとする企業に対して、その際、海上輸送を利用する可能性についてきいたところ、「ぜひ海上輸送を利用してほしい」とする企業は2.2%(1社)にとどまっているが、「コスト削減等のメリットがあるなら海上輸送を利用してもよい」とする企業が64.4%(29社)を占めている。これらの企業については、積極的に海上輸送を利用する意向はないものの、海上輸送の利用に対する制約は特にないものと考えられる。

一方、「海上輸送を利用すべきでない」とする企業は17.8%(8社)となっている。

なお、本問については、業種別および本社所在地別の差異はほとんど見られない。

また、図5-2-10で述べた「工場からの直送化」の意向別にみると、「仕入れ単価が下がるのなら、着荷が発注の翌々日になっても取り組みたい」とする企業は、5社全社が海上輸送を利用してもよいと考えている。

 

図5-2-16 近畿以東〜南九州間における海上輸送の利用拡大可能性

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表5-2-6 近畿以東〜南九州間における海上輸送の利用拡大可能性(直送化への意向別)

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