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3) 近畿以東から南九州への輸送形態(問12)

近畿以東から南九州への輸送形態については、「九州の物流拠点から配送する物と近畿以東から直送する物がある」が54.9%と半数を超えており、これに「南九州向けは九州の物流拠点からすべて配送する」が37.1%で続いている。一方で「南九州向けは九州の物流拠点を全く利用しない」とした企業は3.2%にとどまっている。

 

図5-1-13 近畿以東から南九州への輸送形態

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これを業種別にみると、繊維・日用品等においては、「南九州向けは九州の物流拠点からすべて配送する」が61.5%と最も多くなっている一方で、食料品、電気機器・精密機器においては、「九州の物流拠点から配送するものと近畿以東から直送するものがある」がそれぞれ46.7%、55.0%と最も多く、業種間で差異がみられる。特に電気機器・精密機器については、表5-1-6において「九州に物流拠点は全くない」とする割合が高いことからも、直送割合が相対的に高い業種であると考えられる。

 

図5-1-14 近畿以東から南九州への輸送形態(業種別)

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