2] 民営定期船
利用者が減少しているが、一方では、高齢者等が通院、買い物等をする際の貴重な交通手段であることから、利用者の利便性向上を図るなどにより、その維持に努めることが望まれる。
3] 港湾施設等の整備
ア. 古仁屋漁港
各種の船舶が混在しているため、民営定期船、海上タクシー等の係留区域が一定していないことや、待合所が老朽化していることから、利用者の利便性のため、対策が必要となっている。
イ. 各島における町営定期船の発着する港湾
瀬相港、生間港、請阿室港、池地港は待合所等が整備されているが、与路港については老朽化していることから、利用者の利便性向上のため整備が必要である。
ウ. 民営定期船・海上タクシーの発着する港湾等の課題
各集落に小規模な港湾施設が整備されているが、今後、着岸時の安全性を確保するため、必要に応じて、防波堤や接岸施設の整備充実を検討する必要がある。また、芝、薩川等の桟橋のように干満時の使用に不便なものがあり、浮き桟橋等の施設整備が望まれる。