2] 路線バスの現状
・加計呂麻島
ア. 民間バス1事業者により、主要集落間に7系統の路線バスが、それぞれ1日3〜4回運行されており、島内交通の重要な公共輸送機関として、住民に利用されている。
この定期路線バスは、町営定期船の発着便の全てに接続されている。
イ. 平成9年8月には、町営フェリーの寄港する瀬相、生間を結ぶ新たな定期路線が開設され、島内の各集落を結ぶバス路線の交通事情はさらに改善された。
・本島側
ア. 古仁屋から町内の各集落へ向けて、12系統の路線バスが、それぞれ1日1〜10回運行されている。このうち、古仁屋と名瀬市等を結ぶ路線は1日10回ある。
イ. 奄美空港着へ連絡する定期路線は、1日に往復3.5便が運行されている。しかしながら、鹿児島発〜奄美空港着の最終便については、空港から名瀬までの便しかなく、古仁屋までは運行されていない。
ウ. 町営定期船「せとなみ」の古仁屋への到着時間と、古仁屋発の名瀬行きの定期路線バスの接続時間が調整されておらず、船の到着直前にバスが出発する形となっている。