瀬戸内町内の交通体系において改善してほしい点をみると、複数回答で回答を求めた結果では、第1位は「町営定期船(速力、便数等)」で42.6%、次に「古仁屋漁港の整備」で41.2%、第3位は「集落内の道路」で34.4%である。複数あげてもらった改善点の中でもっとも改善して欲しい点を1つだけたずねた結果でも、第1位は「町営定期船(速力、便数等)」で23.0%、第2位は「古仁屋漁港の整備」で16.1%、第3位には「県道などの幹線道路」があげられ15.7%となっている。
なお、性別、年代別でみた場合は全体結果とほぼ同様の傾向がみられるが、地域別にみると、全体結果で第1位の「町営定期船」を請島、与路島住民は80%近くが要望しているのに対し、大島本島側住民では20%にも満たない。大島本島側住民はその他の地域住民に比べ、「県道などの幹線道路」や「古仁屋漁港の整備」、「バスの便数等のサービス水準」などの改善に要望は分散している。