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3] 船内のバリアフリー化

「ぺがさす」「ぺがさす2」の船内のバリアフリー化の現状について、表5-4-6に示す。

 

■基準適合客席は設置されていない

「ぺがさす」は、上部客席102席、下部客席162席となっている。高齢者・身障者等の利用に適した構造の客席については、特に設置されていない。また、一般配置図によると、前後の座席間隔は約100cmとなっている。

 

■通路幅が70cm〜120cmと一部狭く、車いすの使用者は通行が困難

1階の通路幅についてみると、幅員は70〜120cm(ぺがさす2)となっており、一部基準に満たない。また、通路末端での車いすの転回は難しい。

 

■トイレは出入口の段差がなく、洋式トイレが設置されている

トイレの出入口には段差がない。また、洋式であることから、高齢者・身体障害者等が利用しやすい。

 

■運航中のエンジン音の音声放送への影響

ジェットフォイルは、運航中のエンジン音が大きいため、船内放送が聞き取りにくくなるといった問題が指摘されている。

 

 

 

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