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第5章 海上旅客輸送のバリアフリー化のケーススタディ

 

1. ケーススタディの概要

 

(1) 対象航路の選定

1] 対象航路の選定

長崎県における旅客航路の類型化の結果に基づき、表5-1-1に示すとおり各類型別に5つの対象航路を選定した。

すなわち、フェリー、旅客船別に船型を考慮して大型・中小型それぞれ1航路選定し、そのうち大型旅客船については五島および壱岐・対馬への重要な交通手段となっている超高速船航路を取り上げた。また、遊覧船についても1航路を取り上げた。区間については本土〜離島・離島相互・本土間、事業者については民営・公営のバランスにも配慮した。

 

表5-1-1対象航路の選定

152-1.gif

 

2] 対象航路の概要

対象5航路の概要は、表5-1-2のとおりである。

 

表5-1-2対象航路概要

152-2.gif

 

(2) 検討項目

各航路について、航路概要および一連の経路におけるバリアフリー化の実態(ターミナル内、乗下船時、船内、港までのアクセス)について整理した上で、バリアフリー化の対応方法と具体的方策を検討した。

 

 

 

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