(2) アンケート調査対象の属性
高齢者についてみると、老人クラブ、社会福祉協議会のいずれも、所轄地域内の高齢者は、1,000人〜1,500人規模が最も多く、それぞれ6団体、5団体となっている。また、特に規模の大きな老人クラブは、上県町(4,664人)、勝本町(2,000人)、有川町(1,600人)であり、社会福祉協議会は、福江市(6,399人)、勝本町(2,052人)、有川町(1,790人)、上五島町(1,650人)である。
身体障害者福祉協会(以下「身障連」)については、郷ノ浦町(600人)、芦辺町(501人)が突出して規模が大きく、また、社会福祉協議会(以下「社協」)についてみると、福江市が最大で、次いで勝本町が突出している他は、身障連、社協どもに300人未満の規模にとどまる。
障害別の構成比についてみると、肢体不自由者が4〜6割と最も多い。また、視覚障害については1〜2割程度、聴覚平衡・機能障害については1割程度、音声・言語咀嚼機能障害については多くが1割程度に留まる。また、内部障害は2割前後となっている。ただし、郷ノ浦町の身障連および崎戸町の市町村社会福祉協議会については、肢体不自由者の割合が8割を越えている。