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リュウキュウスガモ(Thalassia hemprichii Aschers)〔トチカガミ科〕

全長:高さ10〜30cm、葉の幅0.5〜1cm 生息場所:低潮線〜漸深帯の砂地

特徴:葉は細長いがやや幅広く、根元に竹の皮のような鱗がある。葉脈は10〜17本あり、直線か少し湾曲して先端部が丸くなる。また、先端をよく観察すると細かなぎざぎざがあるのがわかる。地下茎は、円柱状で太さは3〜5mmで竹の皮をつけたような筋がある。

よく似た種類にリュウキュウアマモがあるが、これは地下茎の節が大変長いので区別できる。海草類の中では最も普通にみられる種である。

〔リュウキュウスガモのサンプル〕

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〔リュウキュウスガモの生息状況〕

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リュウキュウスガモの解説図鑑

 

 

 

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