日本財団 図書館


(3)試合の方法

3本勝負が原則で、試合時間内に有効打突を2本先取した方が勝ちとなります。ただし、所定の本数に達しない時は、1本先取した方を勝ちとします。

試合競技の試合時間は、3分、延長なし。試合時間内で勝負の決しない場合は、引き分けとします。団体戦の勝負は、勝者数により決定しますが、勝者同数の場合は、総本数によります。

総本数も同数の場合は、代表者による1本勝負を行います。勝敗が決しない場合は、延長2分1回で判定とします。

ただし、決勝戦の代表者は、勝敗の決するまで行います。

個人競技の試合時問は、3分。制限時間内に勝負が決しないときは、2分の延長戦を行い、1本先取した方を勝ちとします。なお、勝負が決しないときは、延長1回で、審判員による判定といたします。

ただし、決勝戦は、勝敗の決するまで行います。

 

(4)有効打突

有効打突とは、なぎなたの打突部で打突部位を、充実した気勢と適法な姿勢とをもって、打突部位を呼称しながら確実に打突したものをいいます。

1] 物打(切先から15cm位)が正確に打突部位に到達していること。

2] 打突時に姿勢が正しく理にかなった動作であること。

3] 打突の機会がよいこと。

4] 気魄に満ち、打ったあと残心があること。

5] やや軽くとも追い込んだ際の打突、あるいは追い込まれた時に加えた最も確実な打突。

これらの条件を満たしている打突が有効と認められます。

 

(5)打突部位となぎなたの打突部

050-1.gif

 

050-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION