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(3)人口の推移と予測

図II-1-4は国勢調査および5市1町が発表した将来の人口予測である。

2000年現在の地域全体の総人口は、292,850世帯、796,464人である。

地域全体の人口の推移は、群を抜いて人口の多い自治体である所沢市の動向による影響が大きい。高度成長期の地域開発等で5市の人口が急増、その後も埼玉県側の所沢、入間の2市では増加し続けたが、東京都側の市町では微増となった。1990年代初頭のいわゆるバブル崩壊とともに入間市においても増加が抑えられたが、所沢市では以前に比べ鈍化したものの今後も人口の増加が見込まれ、2010年頃には地域全体で90万人に達するものと予想されている。なお、瑞穂町は将来においても一貫して急激な人口の増加を計画していない。

人口密度は東村山市(8,293人/km2)、東大和市(5,701人/km2)、所沢市(4,586人/km2)、武蔵村山市(4,297人/km2)、入間市(3,306人/km2)、瑞穂町(1,952人/km2)の順になり、都心に近いほど高い傾向がみられた。

 

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図II-1-4 狭山丘陵地域の人口統計

 

 

 

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