別添1
事業成果物の概要
1. 補助事業の目的
乗組員が負傷あるいは羅病した場合には、直ちに医療機関による医療が受けられないことから、悪化することはもとより、船舶乗組員全員に蔓延する可能性すら考えられます。また、近年、船舶の乗組員数は必要最小限の人数に抑えられているため、乗組員の1人が欠けても重大な海難事故につながる恐れがあります。
このような事情から、本会の各病院においては、古くから訪船診療、医療無線相談、乗船前の健診を実施する等、船員の健康管理に力を入れてきたところであるが、近年、船員の高齢化に伴いがん、脳卒中、心筋梗塞等の生活習慣病が年々増加しているので、本会の病院に最新鋭の医療機器を整備して、体の異常、疾病の早期発見、早期診断と併せて予防治療を促進し、船員の健康の確保を図り、もって海難防止に関する事業に寄与することを目的とする。
2. 整備機器の概要
事業名 医療機器の整備
実施者 社団法人 日本海員掖済会
施設の名称
(1) 名古屋掖済会病院
愛知県名古屋市中川区松年町4丁目66番地