2] 高信頼性・高耐久性機関
構造が簡潔で機能的であるほど、部品点数が少ないほど信頼性は増します。
また、燃焼室廻りの主要部は何と言っても実績第一です。
数多くの実績を有する部品を継承し、更にFEM(有限要素法)解析及び徹底した基礎実験による成果を盛り込み、信頼性・耐久性の向上を図っています。
3] 低公害機関
大型であるほど、低速であるほど厳しいとされる、IMO(国際海事機関)のNOx規制値をクリアしました。
燃焼系の最適化により、低燃費レベルを維持したまま、低NOx、低SOx及び低ばいじんを実現しました。
4] 振動・騒音の低減
シリンダブロック・台板は、従来のねずみ鋳鉄製からノジュラ鋳鉄製とし、より高い強度と剛性を与え、更に給気トランクー体形の二重壁構造の採用により、低振動・低騒音を実現しました。
4 おわりに
低速機関は、低ランニングコスト・低騒音・高信頼性および保守点検の容易さには優れたものがあり、根強い人気を有しており、今後も各種船舶にご採用戴けるものと確信しております。