4. 低NOx性能 図7に、DKシリーズのNOx排出濃度とIMOの規制値を示す。図のようにDKシリーズは、標準仕様でIMOのNOx規制に対応可能な低NOx機関として開発されている。DK-36型機関は、日本海事協会(NK)のNOx鑑定証書を99年6月に取得しており、DK-36以外のDK機関もすべて取得済みであり、NK以外の船級についても順次NOx鑑定書を取得するよう受検していく予定である。なお、IMOのNOx規制は2000年1月1日以降の起工船に対して適用される。
4. 低NOx性能
図7に、DKシリーズのNOx排出濃度とIMOの規制値を示す。図のようにDKシリーズは、標準仕様でIMOのNOx規制に対応可能な低NOx機関として開発されている。DK-36型機関は、日本海事協会(NK)のNOx鑑定証書を99年6月に取得しており、DK-36以外のDK機関もすべて取得済みであり、NK以外の船級についても順次NOx鑑定書を取得するよう受検していく予定である。なお、IMOのNOx規制は2000年1月1日以降の起工船に対して適用される。
図7 DKシリーズのNOx排出濃度
5. おわりに DKシリーズは、'93年12月にDK-20初号機を出荷して以来、市場ニーズに応えることができ年々出荷台数を伸ばし、'99年7月には出荷台数1500台を越えるに至った。DK-36の開発により、次世代を担うDKシリーズの基本ラインナップが完成したが、現状の性能、品質、操作性に満足することなく、よりいっそうユーザの皆様に喜んでいただけるよう、また段階的に厳しくなるNOx排出規制に対応できるようにさらなる改善、改良の努力を続けていきたい。
5. おわりに
DKシリーズは、'93年12月にDK-20初号機を出荷して以来、市場ニーズに応えることができ年々出荷台数を伸ばし、'99年7月には出荷台数1500台を越えるに至った。DK-36の開発により、次世代を担うDKシリーズの基本ラインナップが完成したが、現状の性能、品質、操作性に満足することなく、よりいっそうユーザの皆様に喜んでいただけるよう、また段階的に厳しくなるNOx排出規制に対応できるようにさらなる改善、改良の努力を続けていきたい。
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