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間3-2-67

次の文章のうち正しいものには○、間違っているものには×を付けなさい。

( ) 1. バッテリは放電を続けると、電解液の比重は放電量に比例して低下するので、比重を測ることによって放電量を知ることが出来る。

( ) 2. 排気タービン過給機の特徴として、機関の小型軽量化ができるが、馬力当たりの制作費が高くなる。

( ) 3. 排気温度は吸気温度の変化に影響されるが、吸気温度10℃の上昇に対し、排気温度はシリンダ出口で10〜15℃位上がる。

( ) 4. 油は温度変化に伴って粘度も変化するが、温度変化に対して粘度変化の少ない油を粘度指数の高い油という。

( ) 5. 燃料の着火性を示すセタン価、又はセタン指数が低いと、始動不良が発生する他円滑な運転が出来なくなる。

 

問3-2-68

次の文章は減速逆転装置について述べたものである。正しいものには○、誤っているものには×を( )内に記入しなさい。

( ) 1. 舶用減速逆転機とは主機関の回転数を減速してプロペラ軸に伝えたり切ったりする装置である。

( ) 2. 中高速舶用機関は機関の回転数は上げたままとし、プロペラ軸の回転数のみ低くするために減速機を装備して、プロペラを効率のよい回転数で廻すようにしている。

( ) 3. クラッチが何らかの原因でスリップしたり、或いは作動しない時には前、後進用のクラッチには緊急ボルトが装備されている。

( ) 4. 油圧クラッチのスチールプレートにはクラッチの嵌脱を良くし、つれ回りをなくすためにそり加工がしてある。

( ) 5. 減速機の歯車には強度や低騒音化の設計的理由により殆どハスバ歯車が使用されている。ハスバ歯車は機構上軸方向に推力が発生するので、整備時には軸受けやスキマの取り方に細心の注意が必要である。

 

 

 

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