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2・130図 オルタネータの構造

 

(1) オルタネータとダイナモの相違点

イ] ダイナモの場合は発電部(アーマチア)が回転し、ブラシは整流と外部に電気を流す役目をしているが、オルタネータの場合は発電部が固定され、ブラシは発電に必要な励磁電流を流入させるために使われている。

したがって、ダイナモのブラシは出力電流が通過するため大きな形状を必要とし、オルタネータのブラシは励磁電流の通過だけなので小形にすることができる。

ロ] オルタネータとダイナモの構造は2・131図のように励磁側と発電側が正反対になっている。

(ii) オルタネータの作動原理

磁界の中におかれた導体が、磁束を切ると、その導体に電流が流れる。この発電の原理は、従来の直流発電機と同じであるが2・132図に示したように界磁(ロータ)が回転することにより固定されたステータコイル(導体C.C')に交流電気が発生する。

発生した交流電気はダイオードがあるため整流され直流として外部へ導かれる。実際のオルタネータは三相交流で6箇のダイオードを用い全波整流を行っており2・133図の太線のような直流波形が得られる。

 

 

 

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