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(2) 点検と整備

弁ばねの外観を目視で点検し、腐蝕、傷、折損の有無を調べ少しでも異常があるものは交換する。又弁ばねのばね力および自由高さをスプリング・テスタで測定し、メーカの指示する使用限度を超える場合には必らず交換する。

定盤上に弁ばねをのせ、直定規を当ててタオレを測定し、メーカの指示する使用限度以上の場合は交換する。

 

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2・60図 不等ピッチスプリング

 

5) バルブローテータ

(1) 構造と機能

弁と弁座のシート面の当たりを、全周にわたり、まんべんなく当らせ、シート面の偏摩耗を減少させるため弁が運転中、回転するようにバルブローテータが用いられている。構造の一例を2・61図に示す。

 

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2・61図 バルブローテータ

 

 

 

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