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9. 次の文章は整備に就いて述べたものである。正しいものに○を付けなさい。

( ) 1. 整備とは機関の各部を点検して不具合の発見と所要の補修、部品交換等を行い機関の性能を回復するためのもので、トラブルを防止するためのものではない。

( ) 2. 整備では、燃料、潤滑油、冷却水等の管理、フィルタ類の掃除、過給機の洗浄等、日頃からの計画的な点検を行い、不良箇所の早期発見に努めるめることも極めて重要である。

( ) 3. 主要部品の使用限度は、部品の損傷、摩耗の程度を調査し、次回の定検まで使用条件や使用時間を考慮し、その部品を交換すべきか否かを判断する。

( ) 4. 保守点検は、局部的な不調の兆候を見つけ、速やかに点検・整備して不具合箇所の拡大を未然に防止することが重要な目的の一つである。

( ) 5. 機関を常に良好な状態に保って安全運転を続けるためには、機関各部を定期的に保守点検していることが基本である。

 

10. 次の文章は、高速機関の整備項目と整備インターバルについて述べたものである。

各項目の内正しいもの2つに○を付けなさい。

( ) 1. 1ヶ月ごとの点検と保守整備では、潤滑油こし器エレメントの交換及び掃除を行えば、潤滑油の汚れ、劣化、アルカリ価などの点検は必要でない。

( ) 2. 6ヶ月ごとの点検と保守整備では、燃料弁の調圧と噴霧点検を行うが、吸排気弁の解放点検は必要でない。

( ) 3. 1ヶ年ごとの点検と保守整備では、シリンダヘッドの燃焼室のカーボン落としと清掃はするがピストンを抜き出して清掃点検は必要ではない。

( ) 4. 排気タービン過給機で、ころがり軸受け(ボールベアリング)方式のものは、軸受けの耐用時間から整備時期を決めるのが適当である。

( ) 5. 主軸受メタルは、メーカの指定する耐用時間がメインテナンスインターバルの下限となる。

 

 

 

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