1. この記録は、船体等の保守(上架点検、塗装等)及び主機関、補機関等船舶搭載機器の整備(解放点検、部品交換等)を行った場合に、2に掲げる事項について記載すること。
また、この記録簿への記載は、船体・設備関係については船長が行い、機関関係については機関長が行うこと。なお、保守、整備実施責任者署名については、乗組員による保守、整備の場合それぞれ船長、機関長が行い、乗組員以外による保守、整備の場合は船長、機関長の他、造船所、機関整備事業所等の実施責任者も行うこと。
2. 記載事項
(1) 保守、整備を行った日
(2) 航行期間又は運転時間あるいは使用時間(事前の整備又は新替後)
(3) 保守、整備を行った理由
(4) 交換部品
(5) 保守、整備場所
(6) 保守、整備実施責任者の署名
3. 保守、整備対象機器等
(1) 船体関係(船体、舵、錨、錨鎖等)
(2) 設備関係(航海用具、救命設備等)
(3) 主機関
(4) 補助機関(発電用機関等)
(5) 動力伝達装置(減速機、逆転機、クラッチ等)
(6) 軸系(スラスト軸、中間軸、プロペラ軸、プロペラ等)
(7) ボイラ等
(8) 圧力容器(空気槽)
(9) その他の補機
1] 空気圧縮機
2] 熱交換器
3] ポンプ
4] 発電機、電動機
5] その他(配電盤、バルブ等)
4. 記載方法
別添記載例のとおり。