日本財団 図書館


c. 展開にあたっての考え方

○「生活情報サービスゾーン」の各アクションプログラムは、より快適な町民生活のための機能の高度蓄積と多機能化を目指すものであり、町民の生活利便性の向上に寄与する。

○「町役場周辺での観光情報窓口の設置」、「パーク・アンド・ライドを実践するための駐車場の整備」などは、行政側の課題として早急な対応が望まれる。また、「国道386号バイパス沿道における商業施設用地の確保」に関しても、農業振興地域の解除等の検討が望ましい。

○その他、特に「旧街道沿いのアクションプログラム」については、既存の歴史的建造物等の調査をはじめ、どのような形で商業集積を図っていくか等の検討を行う必要がある。これらに関しては、民間の活力を大いに期待するべきであると思われるが、中・長期的な目標を設定し、推進組織の運営体制等を検討するなど将来構想に向けた土台作りに着手するべきと考えられる。

 

(注)ビオトープ:

ドイツ語の生物(bio)と場所(tope)の合成語で、生物の生息空間という意味。多様な動植物が共存して生息できる良好な空間を指し、ある特定の地域にもともとそこにあった自然環境を復元・創造することをいう。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION