(ウ) 旅行のきっかけ・目的
旅行のきっかけは、近距離県及び遠距離住民ともに第1位が知人からであるが、その他を除くと第2位は近県住民がテレビで11.5%、遠距離住民が陶磁器関連雑誌(12.9%)となり、遠距離住民における目的が明確になる。
旅行の目的は、近県住民が陶磁器購入であり、遠距離住民が陶磁器の購入とあわせて陶磁器鑑賞が高くなる。
(エ) 市内での観光活動形態
市内での観光客の活動は、近県住民では「どんぶり会館」や「美濃焼プラザ」などでの陶磁器購買の割合が高くなり、一方、遠距離住民は、「どんぶり会館」の見学が約3割に留まり、逆に「美濃焼伝統産業会館」などの陶芸鑑賞施設見学の割合が高い。
設問では、多治見市や瑞浪市の観光施設への見学の有無を同時に尋ねているが、他地域の施設見学は極めて少なかった。逆に、多治見市や瑞浪市を訪れた観光客が本市を訪れないということも想像される。