3 既往計画における土岐市・陶磁器産業の展開方向
近年策定された下記の計画における、本市の展開方向及び本市における陶磁器産業などの展開方向に関する事項を、本調査研究で関係のある範囲で整理する。
●第四次土岐市総合計画(平成6年策定)
●「東濃西部」地域観光振興行動計画(平成9年策定)
(美濃焼産業観光広域推進協議会 3市1町)
●下石産業観光振興事業調査書(平成10年策定)
(日本とっくり村整備事業計画書 産業観光テーマルート研究会)
●土岐市中心市街地活性化基本計画(平成12年策定)
(1) 第四次土岐市総合計画(構想期間・平成8〜17年度)
第四次土岐市総合計画では、本市の発展の素地を下記に示す4つの事項とし、素地を活かした将来像を次のように掲げている。
将来像
「交流大地・土岐」
●4つの発展素地
・東濃研究学園都市形成に伴う新たな発展の可能性
・優れた交通体系を活かした新たな発展の可能性
・伝統文化や地場産業の集積を活かした新たな発展の可能性
・優れた自然環境を活かした新たな発展の可能性
ア 交流・陶磁器・観光振興に掲げられた施策・事業
(ア) 陶磁器産業の育成
●陶磁器産業の体質強化
・陶磁器産業拠点であるセラテクノ土岐、セラトピア土岐などの活用
・陶磁器産業生産機能の高度化
・世界の陶芸などの工芸見学やクラフトパーク(仮称)の整備