(3) 「自由時間」の有無
生涯学習活動と地域・まちづくり活動への参加状況と今後の参加意向を確認するにあたり、こうした活動を行うための「自由時間」の有無について、平日と休日とに分けて回答を求めた。
「平日」と「休日」という区分は、職業人では週休2日制が普及しているとはいえ、従来のように必ずしも土曜日と日曜日が休日ではなく、職業をもたない者にはこの区分がしにくいということが予想されたが、設問ではあえてこの用語を定義せず、個人の判断に任せた。
「平日」と「休日」の自由時間とを比較してみると、「休日」の自由時間が「6時間以上」あるという者の割合が高く、「15〜19歳」と「20〜29歳」の若年層では6〜7割を占め、他の年齢層でも、「6時間以上」という回答が最も多い。「70歳以上」では、「休日」と「平日」とであまり大きな差はない(図表資3-15、16)。