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3 生涯学習活動と地域・まちづくり活動に関する住民意識

 

(1) アンケート調査の概要

住民の現在の生涯学習活動および地域活動への参加状況を把握するとともに、今後、どのような生涯学習活動を望んでいるのかなど、住民のまちづくりへの参加を促進(行政と住民のパートナーシップの確立)する生涯学習活動のあり方を検討する基礎データを得ることを目的に、平成12年11月に住民アンケート調査(郵送法)を実施した。

「生涯学習」は個人の主体性によって実施される活動であるため、本アンケート調査の対象は15歳以上の住民とし、分析の有意性を確保するため性別・年齢、居住地区による層化(三段階)無作為抽出によって2,000人を選定した。

平成12年10月17日現在の住民奉本台帳にもとづくサンプル抽出数は、図表資3-10のとおりである。回収数は875通(有効回答数は872通)、回収率は43.8%であった。

 

図表資3-10 性・年齢・居住地区別サンプル抽出数と回答数

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(2) 回答者の属性

アンケートに回答した872人の内訳は、男性が393人(45.1%)で、女性が479人(54.9%)であった。男性の回収率(39.1%)に比べ、女性の回収率(48.1%)が高い。

回答者の年齢は、「40〜49歳」が193人(22.1%)と最も多く、年齢別の回収率は、「15〜19歳」が31.8%、「20〜29歳」が30.5%と若年齢層の回収率がやや低かったのに対し、「60〜69歳」の回収率が56.7%と最も高い(図表資3-11)。

回答者の職業は、民間企業・団体の職員が177人(20.3%)で最も多く、次いで「主婦」(155人)と「無職」(110人)、「パートタイマー・フリーター」(98人)がそれぞれに10%を超えている(図表資3-12)。

 

 

 

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