(2) 歴史や風土及びイベントなどを活かした都市住民との交流
3町内でこれまで培われてきた歴史的営みや風土及び各種の伝統行事やイベントなどを活かし、都市住民との多様な交流を推進する。
ア 活用可能な資源
・奥入瀬川、牧場、池(白鳥飛来地:根岸堤、さつき沼、間木堤)、神社、お寺、伝統行事、ももいし砂浜まつり、うそ八百ほら吹き大会、メイプルタウンフェスタ、しもだ鮭まつりなど
・交流施設(百石町町民交流館、百石コミュニティエリアみなくる館、六戸町文化ホール、下田町民交流センター)
イ 事業
(ア) 南部駒の里めぐりルートの設定と牧場の整備
かつて馬の産地であったという歴史を活用し、太平洋岸から十和田市に至る間に点在する牧場を結ぶ散策ルートを設定し整備する。太平洋側の益田牧場から十和田市の馬事公園の間に点在する牧場を馬や馬車に乗って散策するルートを整備し、途中の農村風景をゆったりとした気分で楽しむことができるようにする。このルートの途中の風光明媚な場所に休憩所を設置するとともに、他の観光施設とも連携(途中で白鳥や草花を鑑賞できる公園、テニスなどのできるスポーツ施設に立ち寄るなど)できるよう工夫する。
各牧場では、馬の生活状況を見学したり、子馬と遊んだり、さらに、牛、うさぎ、羊、山羊、鶏などの動物ともふれあうことができる工夫も必要である。とくに、乗馬や小動物とのふれあいは、女性や子どもに人気のあるものであり、多様な楽しみを提供できる仕掛けを工夫していく必要がある。
≪実例≫
・カワヨグリーン牧場の乗馬体験や動物との触れ合い体験
≪メニュー≫
・馬の道散策ルートの設定
・乗馬体験
・小動物とのふれあい体験
・牧場体験(牧場の仕事や生活の体験)