1.3.2 分譲集合住宅
本市で平成2年から10年までに分譲された集合住宅の総数は23,427戸で、そのうち都心部での分譲は24%で全体の約1/4である。都心部の持ち家の多くはこの分譲集合住宅に該当すると思われるが、集合住宅の立地は、以前は都心部に多かったが、それ以降は郊外分譲中心となっている。従って都心部において、マンションの早期の老朽化が進んでいくことが予想される。
□集合住宅の分譲の割合

資料:『仙台市における住宅宅地開発状況および動向調査報告書』
(平成11年12月/仙台市 (株)フルタプランニング)より作成
図表:「仙台都市総合研究機構研究報告NO.199900500104」から
1.3.3 賃貸住宅
都心住宅の多くを占める賃貸住宅の家賃は、都心部の方が約2割高く、都心とそれ以外の地区で家賃格差が著しい。築年別立地件数の比較から、都心部では、賃貸の物件についても老朽化が進んでいることがうかがえる。
□賃貸住宅の家賃平均(2DK・2LDK)

資料:『住宅情報賃貸版【仙台】』2000.3月号臨時増刊より作成
表:「仙台都市総合研究機構研究報告NO.199900500104」から
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