VII. 溶接作業中に発生したもの
1. アセチレンガスで切断作業中、熔けた鉄片がガスホースに接触し、ホースが熔けた。
2. 一人で溶接作業中、傍でウエスが燃えているのに気づかなかった。
3. 溶接作業時、煙センサーが反応し、火災警報装置がなった。
4. 溶接作業時、床下にあった油ウエスに火が落ち、引火した。
5. 工作室にて電気溶接時、離れた場所のウエスに引火した。
6. 手洗い場所付近で溶接時、スラッグが飛散して干してあったタオルに火がつき上部にあった救命衣を焦がした。

VIII. 連絡ミスによるもの
1. モーターの取り替え配線中、配電盤に札を掛けていなかったため、他の者がブレーカーを投入、感電しそうになった。
2. 電源OFFにして、海水ポンプグランド入れ替え中、他の海水ポンプを修理した者が、自分の作業終了時にポンプを運転した。
3. FO系統弁グランド・パッキンの入れ増しを指示したら、本人はポンプが停止していると思いこみ、グランドの押さえを緩めたので、FOが流出した。
4. 船橋と機関室間の連絡が不十分なため、機関士が分かっているものと思い込み、遠隔操作した。
5. 軸封装置のストレーナー掃除を施工中、連絡不十分で他の者が主機を起動したため、プロペラ軸が回転し、巻き込まれそうになった。
6. モーターの遠隔ボタンを修理中、ノンフューズ・ブレーカーはOFFにしていたが、「作業中」のタブ又は、「テープの修理中」の注意板を掛けなかったので他の者がノンフューズ・ブレーカーを投入してしまい、それに気づかず感電した。
7. 減速機LOストレーナー掃除中、緊急作業が発生したため一時中断時、継続作業を他の者が行ったが、引継不十分のため、LO系統バルブの誤操作により油圧低下を招いた。