資料5 内航船アンケート調査
機関室内のヒヤリ・ハットの実例
I. 機器の点検・取り扱いミスによるもの
1. 主機カム・ケースを開放、カムの前後進切り替えを手動操作した際、起動エアが入ってしまった。
2. 主機過給機のシール空気通路を点検時、間違って隣の冷却水の蓋をゆるめ、温水が噴出した。
3. D/Gクランク・ケースを点検中、クランク・ドアに手を乗せた状態でターニングされ、クランク下部冠との間に手を挟まれた。
4. エレベーター異常停止中、スイッチをONにして手動ハンドルで操作中、突然モーターが起動し負傷しそうになった。
5. 主機ターニング・モーターの手動ハンドルを取り付けたままターニング・モーターを起動、ハンドルが吹き飛んだ。
6. 主配電盤の気中遮断器の整備を実施しようとして、主電源回路を切らないでヒヤリとした。
7. 主機FO管の漏油をエアポンプで送油中、ホースの固縛が外れて高温油が作業員にかかった。
8. 主機FOブースター・ポンプが出口弁グランドからの漏油を修理するため、出口弁を閉めてグランドを暖めたところ、120℃のFOが噴出した。
9. 主機インジケーター採取時、テスト・コックの延長パイプが外れ、燃焼ガスが直接目に入り、15ミリの錆が刺さった。
10. ボイラーのコンデンサーを掃除するため、蒸気を大気放出中、バルブの操作ミスでカスケード・タンクにドレンが逆流、作業員が火傷した。
11. サーモタンク運転中、FO高圧管が破孔して、燃料が周囲に飛び散り、火災に発展の恐れがあった。
12. ピストン抜き時、何本か抜いた後にクランク軸がアンバランスになり、突然回りだした。