会場:広島県立生涯学習センター
パネラー:福山市立広瀬中学校 校長 三島悦子氏
社会福祉法人 せんだんの家 施設長 小林義和氏
小井手学園・広島自由学院 学院長 梶本洋生氏
トーク出版 代表取締役 石川利英氏
司会:社団法人 日本青少年育成協会 中国支部長 岡田富士登
コーディネーター:近藤正隆
一般参加者:5名
討議内容:
三島氏:福山市の外れで過疎地なので、10世帯の空き家を借りて、全国の不登校生のいる家庭に転居希望を募り、80名の応募があった。現在3名の不登校生が転校して来ている。その不登校生たちがボランティア活動をして地域に認められ、生き生きしてきた。放課後に7時間目を設けて地域ぐるみの活動をしている。転校して来る生徒は私立校の生徒が多いが、公立校でもこんなやり方があるということを知ってほしい。
小林氏:老人保健施設であるが、知的障害者施設も併設している。不登校生を含めて年間に1000名を超えるボランティアが来る。できる時だけ気楽にボランティアするのが良いと思う。中・高・大学生のボランティアや家族ボランティアも受入れている。但し、教員免許、福祉関係の免許のために実習に来る人もいるので、職員配置が手一杯の状態で、今後は県の社会福祉協議会に相談してほしい。
梶本氏:広島の高校中退者が年間2300人もいるので、彼等をサポートするために平成10年に開設した。中学生も受入れ、卒業まで指導する。基礎学力を付け、人間関係をつくり、ボランティア活動にも力を入れている。
石田氏:教育関係の出版社を経営しているが、子どもに合った学校選びが必要と思われる。当社でも不登校経験者のインターン受入れは可能。
眞田氏:不登校を考える親の会・広島の代表をしている。広島市内には親の会は多いが、受入体制が不充分で情報も不足している。中国地方のネットワークと日常的な相談機関が必要。
近藤氏:LD児の親の会「あしたば」の代表だが、現在110名の会員がいる。教育機関、企業共LD児に対する理解に乏しいため、苦労している。
岡田氏:通信制高校にいるが、本校は今年開校したばかりで、現在の生徒数は70名。その内中卒生が40名、その他が30名で、明るい不登校生が多い。しかし数人は相変わらず不登校である。3年生が15名で就職希望が3名いるが、通信制だと難しい場合があるので、インターンで受け入れてくれる所があればありがたい。