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ロ、 アンケート送付先抽出

ハ、 県及び県教育センター、企業、学校、福祉施設、農林牧畜業等協力依頼。県総合農林事務所青少年指導係では、農業技術研修を行い、希望者には農業体験、酪農体験ができるようになっているが、県内の生徒には希望者は少ないので、むしろ県外から希望を募ったらどうか。今まで普通の高校生は来たことがあるが指導が大変だった。まして不登校生ではどう扱ったらよいか分からない、という意見を聞いた。

 

2] 「不登校生の進路と社会参加」シンポジウム

開催日:2000年6月4日(日)

会場:秋田県生涯学習センター

パネラー:医療法人久幸会 地域交流課長 一関サチ子氏

創造ネットワーク研究所 代表幹事 富樫透氏

外旭川フリースクール・親の会あきた 大屋みはる氏

グローバル・アカデミー 亀崎秋太郎氏

ワイ・アンド・エス ゴルフアカデミー 四戸正韻氏

司会:秋田英数学院 学院長 中村芳夫氏

コーディネーター:近藤正隆

一般参加者:23名(内相談者20名)

討議内容:

一関氏:精神科中心の病院だったので、この病院を知ってもらうために地域交流課を設けた。医療法人久幸会では、誰でも、何時でも、一人でもボランティアを受入れており、数年前から不登校生もごく自然に来ている。その中から福祉に興味をもってくれる人も出現している。寡黙の子もいるが、ボランティア活動をしていると笑顔が戻る。これを写真に撮って親に見せるとびっくりする。最初他人となじめない子や10分もじっとしていられない子もいるが、無理をさせず、待っていてあげると立ち直れる。ボランティア活動では、我慢すること、待つことも覚えるので、良い体験になる。

亀崎氏:グローバル・アカデミーでは、最初ボランティアとして福祉施設に行くが、馴れれば有償ボランティアとして活動させるようにしている。現在これを更に発展させホームヘルパーの資格を取って、各地で介護の組織(会社)を作るようにしたいと考えている。

富樫氏:不登校経験者には必ず長所があるので、それをどううまく引き出していけるか、彼等が希望する進路に対応するメニューを、我々がどこまで持っているかが重要。帰国子女がいじめの対象になっていることがあるので、気を付ける必要がある。中学生の不登校生と3年前からラオスに行っているが、毎回3、4人が参加する。その子達から話を聞いてみると「自分の居場所がない」という子が多い。

 

 

 

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