基準研究の広報・研究成果報告会
1. 広報の目的
日本造船研究協会における基準研究は、我が国が国際海事機関(IMO)の委員会に提出する提案文書を作成する、あるいは他国の提案文書が妥当なものであるかを検証する。さらには、国際基準を適正かつ合理的に国内法規化する、ことを目的とした研究です。
IMOへの提案文書の作成方針とその内容、各国提案の内容がどのようなものであるか、さらには、条約等の国内法規化に際してはどのような検討が行われているのかを明らかにすることは、説明責任の観点から重要である。
2. 開催趣旨
IMOで今何が話題となっているのか、我が国はどんな基準を国際化、強制化しようとしているのか、あるいは、どんな基準が何時どのような船種に強制化されようとしているか、を関係者に報告するため、この報告会を開催した。
3. 開催場所
(1)東京地区
日時 平成11年12月14日(火)13:00〜17:20
場所
ホテル海洋(定員250名)
東京都新宿区百人町2-27-7 (TEL 03-3368-1121)
(2)中国地区
日時 平成11年12月2日(木)13:00〜17:00
場所
ホテルニューヒロデン(定員150名)
広島市南区大須賀町14-9 (TEL 082-263-3456)
4. 題目
(1)最近のIMO(国際海事機関)の動向報告
(2)SOLAS条約第II-2章(防火構造・消防設備)の全面改正
(3)ナホトカ号事故と老朽船の安全対策
(4)SOLAS条約第V章(航海用機器等)の全面改正
(5)TBT含有船底防汚塗料の使用禁止
(6)IMOの操縦性暫定基準の経緯と今後の予定