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沖縄でも、1970年代からホルマリンを注射の効果が広く推奨されたことがある(沖縄タイムス 1984.2.17)。

またオニヒトデを陸上に持ちかえって処分するのは時間と費用がかかる。そのため、過去には船上に取り上げたオニヒトデを淡水を満たした水槽に浸して殺し海中投棄する方法が採られたことがある。しかし、第11管区海上保安本部の見解では、この方法は、海洋汚染及び塊状災害の防止に関する法律第10条に抵触する。

重要な点は、サンゴ礁の地形的な状況や、利用のありかた、オニヒトデ分布の状態によって大きく異なるために、全ての場合に当てはまる有効で安価な駆除方法というものは存在しないであろうことである。状況に応じて柔軟に適した駆除方法を選択することが必要である。

 

写真1. 駆除ケーススタディーの成果

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