日本財団 図書館


表-3・19 2001年の主要家電4品目の地域 (40%回収時)

097-1.gif

出所:1997年の家電メーカーの地域別シェアから推計

 

2]フロン処理

廃家電の処理に伴なって、冷蔵庫の断熱材・冷媒、エアコンの冷媒として使用されているフロンが排出される。廃家電回収量をべースに、フロンの回収量を予測したものが表-3・20〜3・25である。これらの表は廃家電回収率20%、40%の場合で、フロン回収率を50%、80%と仮定した推計値である。これによると、廃家電20%回収、80%フロン回収の場合で、関西地域178トン/年、瀬戸内地域108トン/年程度の処理需要がある。さらに、廃家電回収率40%とすると、この需要量は倍増する。

 

フロンの処理は、廃家電分解時に大気に放出することなく効率よく回収する工程と回収されたフロンをオゾン層破壊物質にならないよう環境に対して無害化する工程である。無害化は主に高温での分解・フッ素成分の固定が考えられている。廃家電の場合、廃家電処理プラントで回収されたフロンを同じ工場内で分解処理するクローズドシステムも考えられるが、フロンを容器に入れて移送し、大量に処理したほうが効率はあがるものと考えられる。また、自動車のエアコンからのフロン処理も合わせて実施できる施設を考えれば、さらにマス効果は上昇すると考えられる。したがって、神戸港湾地域ではフロンを各廃家電処理施設、廃自動車処理施設から移送し処理する施設を考える。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION