2]廃自動車リサイクル状況
廃自動車のリサイクルは、図-2・34に示すように、確立されたルートが存在する。解体事業者、シュレッダー事業者により、中古部品や有価金属などがリサイクルされ、現在そのリサイクル率は75%程度と言われている。残り25%はシュレッダーダストと呼ばれる金属、繊維、ガラス、プラスチックなどの混合物であり、埋立て処分されている。1994年の政令改正で、それまで安定型処分場に埋め立てられていたものから、より管理の厳しい管理型処分場での埋め立て処分となったため、処理費用がそれまでの4倍にもなり、金属スクラップ価格の低迷と相俟って、民間の経済活動として成立していたリサイクルルートも厳しい経営環境にさらされている。