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(点検作業)

 

26. 点検作業手順を明確に

 

CO2溶接作業中、ブローホールが発生するのでCO2ホースに漏れがあると判断し、供給装置から集合ケーブルを外した。漏れを確認するため、ケーブル内のホース先端に右手親指をあてがい、左手でトーチのスイッチを入れた時、ケーブルの電線端が供給装置に触れたためショートし、右手を火傷した。

 

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対策

1. トランス側の中間接続部を外し、ケーブルに通電しない状態で点検を行う。

2. 点検の作業基準書を作成し、点検方法を明確にする。

3. 関係職員全員に、現物を用いて点検方法を説明し、危険のポイントを理解させる。

 

 

 

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