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(ガス切断)

 

5. タンク内残滓の確認を

 

修理ドック渠底でE/Rの外板切替え工事のため、左舷側からガス切断を始めた。右舷側に移り、シームを船首側に向かって切断していたら、切断個所から潤滑油が流れ出してきた。(作業を中止して調査したところE/R内の二重底タンクトップ右舷側に閉鎖されたマンホールがあり、開放したところ内部に25cm位、LOが入っていた。)

 

008-1.gif

 

対策

1. タンク配置の確認を確実に行う。

(図面がない場合、フレーム番号等で確認する)

2. 油タンク等の区画は、壁のフレーム番号を外板に記入し、タンクの中に入ったら、フレーム番号を確認する。

3. 工事担当者は、チェックリストを作成し、マンホールカバーにタンク名を記入し周知徹底を図る。

 

 

 

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